「同じ事を繰り返すな」というお話 | DRYの法則

「同じ事を繰り返すな」というお話 | DRYの法則

こんにちは!開発部マネージャーの松本です。
近頃、あったかくなってきました。そろそろお花見の準備を始めないといけないですね。

今回、皆さんにご紹介したいのは「同じ事を繰り返すな」というお話です。

そもそも、なぜこんなお話をご紹介するのか。
それはシンプルな概念で誰でもすぐに使いこなすことができ、そして非常に強力な効果を持っているからです。
そのシンプルな概念というのは、「同じ事を繰り返すな」であり、少し噛み砕いて「n個の処理をn回作業するな」と私は考えています。
これはプログラム作成時だけではなく、メールの作成やドキュメント作成など一般的な業務にいろいろと応用することも出来ますよ。

例を出して見ましょう。

 

例えば上記の様に、自分のいきたい場所をjavascriptでアラートで表示させる処理を書きたかったとします。

別にこのままでもやりたいことが実現できているので、実装自体に特に問題はありません。
しかし、どんどんいきたい場所が増えて処理を追加する場合、同じ様な処理を何回も繰り返さなければいけません。
このまま、処理を追加していきましょう。

 

 

最後の処理で「いきたい」が「行きたい」と間違って記入してしまいました。
こういった単純作業が多くなることによってタイプミスをすることはよくあることじゃないでしょうか。
そうなると間違ってないか確認をする時間も必要になってきます。
それでは同じ様な処理を何回も繰り返さないように実装方法を見直してみましょう。

 

 

この様に修正をすると、追加も確認も楽になるでしょう。
さらに、実現させたいことが変わった場合にも修正が簡単になります。

例えば、「にいきたい!」の記述を「に行きたい!」に修正する
もしくは、「にいきたい!」の記述を「で住みたい!!」をするなどです。
これだと何箇所いきたい場所を書いていたとしても、一箇所の修正で実現出来ます。
「n個の処理をn回作業するな」という冒頭でご説明しましたが、10000個の動作を10000回作業するのは大変ですし、数が増えればより大変になります。
そうならない様に、実装する前にn個の動作を1回で作業が済む方法を考えてみましょう。
難しく考えなくても、きっと方法はあるはずです。

今回この記事では、上記の様なプログラミング実装をご披露したい訳ではありません。
なぜなら、プログラミング実装をする人にとって、当たり前な実装方法だからです。
しかし、「同じ事を繰り返すな」という意識がある人とない人では出来上がってくる制作物が大きく変わってくるのも事実です。

「同じ事を繰り返すな」という考え方を他の業務に役立てる方法もいろいろあると思います。
例えば、メールを作成している場合、「いつもお世話になっております。」や「何卒、よろしくお願いいたします。」などほとんど同じ様な文章を使うはずです。
メールのテンプレートや単語登録を利用して作成する時間を短縮しようとしている人も少なくないんじゃないでしょうか。
これも、「同じ事を繰り返すな」という考え方だと思います。

「同じ事を繰り返すな」というお話は、一般的にDRYの法則やDRY原則と呼ばれているので、詳しく知りたくなった方はいろいろ検索すると参考になる情報も多いですよ。

しかし時には同じこと繰り返さないことが有用でない場合もあります。
例えば、データのバックアップや人とのコミュニケーションなどですね。
時には同じことを繰り返すことに意味がある場合もありますよね。

仕事で応用できるシンプルな概念「同じ事を繰り返すな」をたまに意識してみてください。
きっと改善できることが色々とあると思いますよ。


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