誰にも教えたくない企業キャラクターの作り方

誰にも教えたくない企業キャラクターの作り方

 

 

こんにちは!イラストレーター mippokoです。

 

広告業界において、企業キャラクターは、企業や商品・サービスのシンボル、また、企業と生活者を円滑にするコミュニケーターとして経済効果を大きくもたらすことがあります。

今回は、キャラクターを制作するにあたり、重要視する点について実績を交えて紹介していきたいと思います!

今回お伝えするのはこちらの4点です!

 

1.競合他社を分析する

2.解決したい課題を考える

3.キャラクターの方針・設定を決める

4.キャラクターの見えない部分

 

 

 

 

1.競合他社を分析する

まずは、制作するキャラクターが競合他社と被らないように、競合他社のキャラクター戦略を分析しましょう。メインの配色、生き物系なのか食品系なのかなど、キャラクターの特徴を分析し、競合他社との差別化を意識しなくてはなりません。

 

2.解決したい課題を考える

そもそもキャラクター制作にあたり、「なぜ作るのか」を考えていくと「対象とする人へのイメージの具体化・商品のブランド力を向上させたい」という答えになるのではないでしょうか。

企業キャラクターの強みは、対象の商品・サービスに対する関心や親しみ・高感度を上げることにより、広告や商品・企業を良好なイメージに定着できる点です。キャラクターの親しみやすさは、キャラクターを越え、背景にある企業に対する関心を高めることにつながります。

そのため「かわいい」「おもしろい」などの感覚的な評価だけではなく、費用対効果も含めて企業の課題を解決できるようなキャラクターを制作する必要があります。

 

 

 

 

 

例えば、東京テレビの「ナナナ」というキャラクターですが、コミュニケーション課題であるテレビ東京=「7チャンネル」を浸透させるという課題を解決するために、「7チャンネル」と「果物のバナナ」を掛け、キャラクター名「ナナナ」が誕生しました。

通常の状態はまっすぐのバナナの形ですが、カラダを曲げると7の数字の形になるようにキャラクターの動きで「おもしろさ」と「認知度をあげる」という2つの要素が含まれています。

 

 

 

 

3.キャラクターの方針・設定を決める

キャラクターを作るには最低限嫌われる要素のないキャラクターであり、長い間愛されなければなりません。

 

【設定を考える際のポイント】
・みんなが知っている生き物や食べ物など認知度が高いものを使用
・企業のブランドイメージとかけ離れないビジュアル
・シンプルな造形にすることで汎用性が高くなる
・親しみやすい性格にする

 

キャラクターはとにかく分かりやすいものがポイントとなります。

さきほどの「ナナナ」のようにみんなが知っている果物だったり、動物だったりと認知度が高いものを選ぶのがポイントです。

また、恥ずかしがり屋な性格ならほっぺが赤くなっていたり、真面目な性格ならメガネをかけているなど、極力キャラクターについて説明が必要ないようにするのがポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

オウンドメディアの活用によって着実に認知度や好意度を伸ばした、共通ポイントサービス「Ponta」のキャラクターですが、サービス名称を聞いて誰もが直感的にイメージしやすく、覚えてもらいやすいタヌキを、あえてストレートにモチーフにしたいと考えたそうです。

また、ローソンと提携会社でもPontaは使われています。他社でPontaを使う時はPontaに服を着させて、他のサービスであることを理解しやすい工夫がされています。それは、「たぬき=変身」 からのアイデアだったそうです。

 

 

 

 

 

わたしの作ったBB博士というキャラクターがいるのですが、BB博士は、「インターネット回線比較サイト」でのキャラクターということで制作しはじめました。

 

 

「さまざまなインターネット回線について日頃研究している博士」というキャラ設定に決め、そこからさまざまなキャラを考えました。そこで、商品キーワードである「broad band」のBがモチーフになったキャラが生まれたのです。

 

 

ポイントは

1.Bの文字でふっくらとしたかわいいボディ

2.「博士」なのでBの形をしたメガネを装着。

3.「博士帽」を被らせて博士らしさを表現。

簡略化されていると、「とても受け入れやすい」ということです!

 

 

 

 

 

4.キャラクターの見えない部分

 

キャラクターデザインで欠かせないのは、キャラクターの見えない部分をしっかりデザインするということです。キャラクターは作って終わりではなく、その後いかに展開させるか、どうやって成長させるかが非常に重要です。そのため、キャラクターの性格や好みなども設定すると、ブレが生じにくく、またグッズ展開やlineスタンプなどさまざまな展開を作成するときに、動きやシーンが自然と出てくるはずです。

 

また、その設定からサブキャラも生まれやすくなります。BB博士を例にあげると、博士には助手、という連想から「ジョン助手」が生まれたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらにジョン助手の家族を作ることにより、「家族割り」などのときに適用するといった設定を盛り込みました。サイトを利用するユーザーの背景も取り組まれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

終わりに

いかがだったでしょうか?

最近では、ペイドメディアの露出なく、オウンドメディアやソーシャルメディアによって企業キャラクターで認知度をあげている企業が増えてきています。

露出戦略のひとつとして、制作してみてはいかがでしょうか?


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