「経営者の条件」より開発部門管理についての思考 第一弾

「経営者の条件」より開発部門管理についての思考 第一弾

 こんにちは!開発部の楊です。
 今までいろいろ技術的なものを共有してきましたが、皆さんの役に立てたでしょうか?
 近頃「経営者の条件」という本を読んで、管理についていろいろ考えましたから、今回からちょっと別の話をしましょう。

前書き

 開発部門の係長を任せられるからそろそろ一年になります、優秀な上司と部下たちのおかげでなんとなく頑張ってきました。
 余計な考えができないほどに忙しい仕事のうちに、だんだんこの立場になれることになりましたが、最近よく自分にこう聞きます、「次はどう成長するべきでしょうか」と。

 ある静かな夜、いつも寝る前によくやる瞑想の中、学生時代に興味で少しばかり読んだことがある一冊の本は突然頭の中に浮かべました。あの時読むとも言えない、だた見ただけの作者の考え、今になると思えば思うほど納得してきました。
 それでこの本をもう一度読もうと決めて、早速この本を見つけて、徐々に読み始めました。最初はただ今後成長のヒントを探すつもりですが、本を読むうちにだんだんハマって、全部読んだ後もう二か月になりました。

 その本こそ今回皆さんにご紹介する「経営者の条件」です。
 正直いうと今の自分の年齢や経験で、この本を全部理解したなどと傲慢なことが言えませんが、ただその運命のリンゴが当たった偉人ニュートンの言う通り、巨人たちの肩に乗って遠く見ることで、このちっぽけな自分が見えた風景を皆さんと共有するだけです。

「経営者の条件」

 「経営者の条件」とは「現代経営学の発明者」と謳われるアメリカ経営学者ピーター・ドラッカー(Peter・F・Drucker)のもっとも有名な傑作のひとつです。本もともとの名前は「The Effective Executive」、直接日本語に翻訳したら「効果的な管理」という意味です。

 この薄い本の中、作者であるドラッカー氏は知識労働者にとって有効性の必要性、効果的になることを阻む問題、有効性を身に付ける方法などについて、詳細でかつ簡単に説明してくれています。一つの組織を効果的にするため、その経営者や管理者自体はまず効果的になりなければなりません、それはこの本で伝えたいことでもあり、ドラッカー氏の思想の中心でもあり、現代経営学の基本にもなりました。

ドラッカー氏

ピーター・ドラッカー

 本の中で紹介するとき、ドラッカー氏は営業管理者の視点から考えて、成果を上げる方法を解析しましたが、その考え方自体は開発部門の管理にとっても啓発になれるはずでしょう。

管理者は効果的でなければなりません

 本の中で、ドラッカー氏は労働者を二種類に分類しました――肉体労働者(the manual workers)と知識労働者(the knowledge workers)です。その違いは専門知識が必要か、あるいは仕事中どれほどカロリーを消耗したかなどではありません、両者の評価の差です。その製品の量や質で簡単に評価するなら肉体労働者、その製品自体は無意味で、別の方面の成果で評価するなら知識労働者というわけです。
 この基準から考えると開発部門でソースコードを作成する一般メンバーなら、その仕事の量、質、速さなど直接評価することができますから、肉体労働者になりますが、その上司である管理者なら、見積もり、開発計画、進捗管理などの管理作業自体は何の価値も持っていません、部下やチーム全体の成果で有能かどうかを判断されますから、明らかに知識労働者になります。

 The greatest wisdom not applied to action and behavioris meaningless data. The knowledge worker, therefore, must do something which a manual worker need not do. He must provide Effectiveness.

――P.F.Ducker

 これは本の中で知識労働者にとって有効性が必要になる理由についてドラッカー氏の説明です。管理者は部下の仕事を理解して、指示して、そして責任を持つ立場ですから、ただ仕事を正しくするだけではなく、正しい仕事をする必要があります、だから管理者は効果的でなければなりませんと、私はそう理解しております。

組織が個人の成果を妨げる4つの現実

 本の中でドラッカー氏は個人は組織の一員である限り、その人の成果を妨げる四つの現実が存在するという観点をまとめました。その四つの現実とは:

  • 時間をすべて他人に取られてしまうこと
  • 日常業務に取り囲まれていること
  • 組織とって個人の仕事に利用価値がなければならないこと
  • 外の世界の現実と離れている

 私はこの観点を否定するつもりがありませんが、同時に別の角度からこの四つの現実を見ると、これも効果的な管理者が必要になる理由でもあると思います。人と人が集まって、組織になってからこういう問題があるからこそ、組織の中心になって、効果的に管理できる管理者が重要の存在だと思います。

 ではどうやって効果的になれるでしょうか?ドラッカー氏が本の中で五つの習慣を進めてくれました、そしてそれも効果的になる五つの必須の条件と思います。

管理者が効果的になる五つの条件

 本の中でドラッカー氏は有効性を習慣の一つと分類しました、それは芸術などセンスが必要なものではありません、日常の仕事で注意して、だんだん積み重ねることで身に付けられるものです、つまり有効性は努力で手に入れることができます。

 しかし、本に書いている内容を言い換えるなら、こういう結論も得られると思います、管理者は効果的になるために、努力しなければなりません。

 天才とは、天しか見えないところで努力して、才能を身に付けた人のことと、私はそう信じています。誰でもこの世に来た時はただ一人の個体ですから、生まれつきの優秀な管理者はいません。人生の旅で知識や経験をだんだんまとめて、反省しながら成長するものこそ効果的になれる管理者の器だと思います。

 故にこの本でドラッカー氏が私たちに紹介してくれた成果を上げる五つの習慣とは、効果的な管理者になるまで選択できる五つの方法ではなく、効果的な管理者になるために必要不可欠の五つの条件だと思います。

 そしてその五つの条件とは:

  • 何に自分の時間が取られているかを知る
  • 外の世界に対する貢献に焦点を合わせる
  • 強みを生かす
  • 重要なことに集中する
  • 効果的な意思決定を行う

 ではどうすればこの条件を満たせますか?それはまた次回から一緒に検討しましょう。

To be continue


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