Photoshop「アクション」機能で作業効率化を図ろう!

Photoshop「アクション」機能で作業効率化を図ろう!

こんにちは!
デザイン部の下中です。

みなさんは、Photoshopの「アクション」機能を使ったことはありますか?
「アクション」とは、ざっくり言うと「Photoshopの操作手順を記録して、ボタン一つで同じ操作を適用させる」ことができる機能です。

この「アクション」を利用すれば、よく使う操作を自動化することができるので、作業を効率化させるのにとっても便利なのです!

 

【アクションを作ってみよう!】

今回は「アートボードの複製をアクション化する」という事例を基に、アクションの作成方法と使い方を説明していきます。
※アートボードとは、Photoshop CC 2015から実装された、Illustratorのアートボードとよく似た仕組みの機能です。

それでは早速、アクションを作成していきましょう!

1.アクションの登録準備

まずは、アクションパネルを画面上に表示しましょう。
「メニューバー>ウィンドウ>アクション」を選択すると、アクションパネルが表示されます。
アクションパネルを表示

アクションパネルの下のあるアイコンのうち「新規セットを作成(フォルダのアイコン)」をクリックして、これから作成するアクションを登録するフォルダを用意します。
今回はフォルダ名を「作成アクション(共有)」としました。
新規セットを作成

次に、「新規アクションを作成(正方形の左下が折れたアイコン)」をクリックし、アクションの記録を開始します。
今回のアクション名は「アートボードの複製(カンプ用)」としました。
新規アクションを作成

これ以降はPhotoshop上での操作が逐一記録されていきますので、違う動作をはさまないよう気をつけていきましょう!

2.アクションを記録

それではアートボードを複製する手順を説明します。
次の手順に従ってPhotoshopを操作していってください。

①「メニューバー>選択範囲>すべてのレイヤー(Ctrl + Alt + A)」ですべての表示レイヤーを選択します。
すべての表示レイヤーを選択

②「メニューバー>レイヤー>レイヤーをグループ化(Ctrl + G)」で表示レイヤーを一つのグループにまとめます。
レイヤーをグループ化

③「メニューバー>選択範囲>すべて選択(Ctrl + A)」でカンバス全体で選択範囲を作成します。
カンバス全体で選択範囲を作成

④レイヤーパネル下の「レイヤーマスクを追加」アイコン(丸穴の開いた長方形アイコン)をクリックして、③で作成した選択範囲でグループをマスクします。
レイヤーマスクを追加

⑤グループを右クリックし、「グループからのアートボード」をクリックすると、グループがアートボードに変化します。
グループからのアートボード

⑥アートボードを右クリックし、「アートボードを複製」をクリックすると、アートボードが複製されます。
アートボードを複製

①~⑥まで一通り完了しましたら、アクションパネルの「再生 / 記録を中止(黒い正方形のアイコン)」をクリックし、アクションの記録を終了しましょう。
アクションパネルを見てみると、①~⑥の操作が記録されていることがわかります。
アクションの記録を終了

画面上ではアートボードが二つ作成された状態で表示されています。
アートボードが二つ完成

3.作成したアクションを他のPSDデータで試してみる

試しに他のPSDデータを用意し、作成したアクションが正しく機能するか実験してみましょう!
ここでは次の図ようなワイヤーフレームで試験してみます。
ワイヤーフレームで試験

アクションパネル内の「アートボードの複製(カンプ用)」を選択し、「選択項目を再生(三角)」をクリックすると、見事にアートボードが複製されました!
アートボードを複製

4.作成したアクションを共有しよう!

作成したアクションはアクションファイルとして保存ができます。
手順は次のとおりです。

①作成したアクションが登録されたフォルダを選択します。
②アクションパネル右上のパネルオプションから「アクションの保存」を選択します。
③任意の名前を入力し、任意の場所を選択し保存します。
アクションの保存

保存したアクションファイルは別のPCのPhotoshopにインストールできるので、よく行う作業はアクション化してアクションファイルとして保存しておけば、チーム内で共有でき業務の効率化が図れてとっても便利です!

 

【アクションを使用した事例(Instagram風の画像加工)】

実際にアクションが活躍する場面の一つに、画像の加工作業が挙げられます。
アクション機能では、調整レイヤーやスマートフィルターの設定も手順の中に記録することができるので、お気に入りの加工条件をアクションにすれば、複数の画像をボタン一つで同じように加工することができます。

例えばインスタグラムに出てくる写真のような加工を施す手順をアクションに記録しておけば、
Instagram風加工_1

他の写真にも同じ加工を施したいときに、ボタン一つで設定することができるのです!
Instagram風加工_2
Instagram風加工_3

いくつか加工パターンのアクションを作成してストックしておけば、いざというときにスムーズに画像を加工することができます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
手順がわかっている作業でも、工程数の分だけ時間が割かれてしまいます。
自動化できる部分はできるだけ自動化させて少しでも作業時間を短縮できれば、効率的な業務を進めることができます。
ボタン一つでわずらわしい工程が省けるようになるなんて、とても素敵なことじゃありませんか?

 

以上、Photoshopの便利機能「アクション」の作成事例を交えたご紹介でした。


Previous: 「経営者の条件」より開発部門管理についての思考 第三弾 Next: UIデザインに活用できる!ピクトアイコンについて

© 2017 ALL CONNECT Inc. All Rights Reserved.